大学

選択した講義科目の内容です

2026
印刷
講義科目名称 :
共生社会を創る~教育の場から~
英文科目名称 :
Creating a cohesive society ~From the place of education~
授業コード :
13209070 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
前期(1Q)  2・3・4  1  選択 
担当教員
ピッチフォード理絵 
区分  科目番号  曜日・時限    
           
添付ファイル
対象学生
全学部、山梨大学生、科目等履修生(社会人)、特別聴講生(大学コンソーシアムやまなし等)
授業の目的
全国の公立小学校~高等学校に在籍する外国人児童生徒の数は2023年調査では129,449人、このうち日本語指導が必要な外国人児童生徒数は57,718人、日本語指導が必要な海外にルーツを持つ日本国籍者も11,405人と、いずれも前回2021年の調査から大幅に増加しています。彼らのような「海外にルーツを持つ子どもたち」の多くは一時的に日本に滞在しているのではなく、今後も日本に住み続け将来日本社会の一翼を担うことになります。彼らのおかれた環境、背景を理解し、国、自治体、地域、学校の取り組みを知り、彼らの成長を支えるために組織として、また個人として何ができるかを考える力を養います。
学士力A
教養力
学士力A(ウエイト)
学士力B
実践力
学士力B(ウエイト)
学士力C
倫理・シティズンシップ力
学士力C(ウエイト)
学士力D
 
学士力D(ウエイト)
 
学士力E
 
学士力E(ウエイト)
 
学士力F
 
学士力F(ウエイト)
 
学士力G
 
学士力G(ウエイト)
 
学士力H
 
学士力H(ウエイト)
 
到達目標No.1
外国人児童生徒の置かれた状況、問題点を理解し、説明することができる。
到達目標No.1(学士力対応)
教養力
到達目標No.2
第二言語としての日本語習得、日本語で学ぶ学校教科の理解を進めるためにどんな支援が必要か分析し考察することができる。
到達目標No.2(学士力対応)
実践力
到達目標No.3
外国人児童生徒の教育という切り口から地域の多文化共生への興味、関心を持つことができる。
到達目標No.3(学士力対応)
倫理・シティズンシップ力
到達目標No.4
 
到達目標No.4(学士力対応)
 
到達目標No.5
 
到達目標No.5(学士力対応)
 
成績評価の方法
評価の方法 割合(%) 評価の基準
目標No1 30% リアクションペーパー(15%)と課題レポート(15%)により評価する。
目標No2 30% リアクションペーパー(15%)と課題レポート(15%)により評価する。
目標No3 40% リアクションペーパー、課題レポートの総合評価により評価する。
合計 100%
授業の方法
基本的にパワーポイント、映像等を用い講義形式で行いますが、外国につながる児童生徒の現状と課題、その解決に向けてできることに関してディスカッション活動を通して理解を深めていきます。(アクティブ・ラーニング)
受講に際して・学生へのメッセージ
まずはこの「外国人児童生徒」の現状を知り、課題のありかを探り、自分たちにできることを見つけて欲しいと思います。積極的な授業参加を期待します。
教科書
テキスト 特にありません。授業中にプリントを配布します。
参考書 ・田中宝紀『海外ルーツの子ども支援 言葉・文化・制度を超えて共生へ』青弓社、2021年
・毎日新聞取材班編『にほんでいきる―外国からきた子どもたち』明石書店、2020年
・荒巻重人、他編『外国人の子ども白書──権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から』明石書店、2017年
・ナディ『ふるさとって呼んでもいいですか―6歳で「移民」になった私の物語』大月書店、2019年
など。
授業計画の概要
1
タイトル (4/16木) オリエンテーション
 
授業内容 オリエンテーションとして日本で暮らす海外ルーツの子どもたちについての基礎知識を学びます。 
事前学習  
事後学習 授業の振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
2
タイトル (4/23木) 海外ルーツの子どもの抱える課題1「言葉」
 
授業内容 第二言語習得、日本語と母語、バイリンガリズム、ダブルリミテッド、シングルリミテッドなど海外ルーツの子どもの「言葉」の問題を学びます。  
事前学習 前回の授業の基礎知識のうち言語に関する部分を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
3
タイトル (4/30木) 海外ルーツの子どもの抱える課題2「学校」
 
授業内容 教科学習のための日本語、生活言語と学習言語、9歳の壁、日本の学校文化への適応など学校生活における問題を学びます。 
事前学習 初回の授業の基礎知識のうち学校生活に関する部分を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
4
タイトル (5/7木) 海外ルーツの子どもの抱える課題3「環境」
 
授業内容 家庭環境、家族関係、出身国、自国の教育背景、在留資格、アイデンティティなど子どもの周辺環境について学びます。 
事前学習 初回の授業の基礎知識のうち環境に関する部分を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
5
タイトル (5/14木) 高校進学の壁とその先のキャリア
 
授業内容 高校進学の壁とその先のキャリアについて問題点を学びます。次回授業で当事者に聞きたい質問を考えます。 
事前学習 前回の授業の教育、在留資格に関する部分を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
6
タイトル (5/21木) ここまでの課題の振り返りディスカッション
 
授業内容 ここまでの学びから課題を確認します。前回出た当事者へ聞きたい質問への回答動画を見ながら課題のありかを探ります。ここまでの課題レポートを提出します。 
事前学習 ここまでの授業の内容を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
7
タイトル (5/28木) 自治体、学校、地域、NPO等支援団体の取り組み
 
授業内容 全国の自治体、学校などの公的な支援とNPO等民間の支援について学びます。そして山梨県の支援体制について確認し地域の課題を考えます。 
事前学習 初回の授業の支援に関する内容を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
8
タイトル (6/4木) 海外ルーツの子どもたちのために私たちができること
 
授業内容 ここまでの海外ルーツの子どもに関する課題を再度確認し、個人/団体で何ができるか、そして地域の多文化共生についてディスカッションを行います。課題レポートを提出します。 
事前学習 ここまでの内容を確認します。 
事後学習 振り返りのリアクションペーパーを記入します。 
実務経験のある教員による授業科目の概要
NPO法人青少年自立援助センターYSCグローバル・スクール  統括コーディネーター/日本語教師(2010年より現職)
現在までに約60の国と地域からの2000人を超える海外につながる子ども・若者の教育と就労の支援を通して培った知識と経験をもとに、支援の輪を広げるべく日本語ボランティア養成講座や中学校・高校等の教員研修、日本語指導員研修講師などにより積極的に後進の育成を行っています。現場からのリアルな「海外につながる子どもたちの今」に触れ、新たな視点を手に入れてください。
備考
・本科目は、18:15~19:45の時間帯に山梨県立大学飯田キャンパスで実施します(他大学の学生・社会人はオンライン可)。
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。