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選択した講義科目の内容です

2025
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講義科目名称 :
芸術活動をとおした多様性協働プロジェクト
英文科目名称 :
 
授業コード :
13209050 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
後期集中  1・2・3・4  2  選択 
担当教員
中原和樹 
区分  科目番号  曜日・時限    
           
添付ファイル
対象学生
全学部、山梨大学生、科目等履修生(社会人・高校生等)、特別聴講生(大学コンソーシアムやまなし等)
授業の目的
演劇作品の創作を通して自身の価値観や他人の価値観と触れあい、対話し交流をし、それぞれの考えを深め、自分自身の内側から生まれる衝動的なもの、情動的なものを表現し、表出させることを目指す。その活動を通じて、自己の探求と他者への自己開示、そして他者と協働するということを、論理としてではなく体験として学ぶ。
その為に、物事や世界、他者に対して論理的な思考・理解をするだけではなく、直感的・感覚的な触れあい、コミュニケーションを行うことで、自分自身の感覚(身体的感覚)を顧みつつ、その結果、物事を他人事ではなく自分事として捉えるアプローチへと踏み込んでいく。自分自身を知り、相手も知ることで、自分を大事にしながら相手も大事にするという道を目指す足がかりを得ることになり、その結果として自身の観点を広げ、鋭く成長させる。
学士力A
技法力
学士力A(ウエイト)
学士力B
実践力
学士力B(ウエイト)
学士力C
倫理・シティズンシップ力
学士力C(ウエイト)
学士力D
 
学士力D(ウエイト)
 
学士力E
 
学士力E(ウエイト)
 
学士力F
 
学士力F(ウエイト)
 
学士力G
 
学士力G(ウエイト)
 
学士力H
 
学士力H(ウエイト)
 
到達目標No.1
自身の考えを持ち、開示し、その上で他者の考えを受け入れることで、創造的な対話を行うことが出来る。
到達目標No.1(学士力対応)
実践力
到達目標No.2
自分自身を主観的・客観的の両面で捉えることが出来、自己についての発見を行うことで、自身の価値観を広げ、世界と社会への新たな見方を身につけることが出来る。
到達目標No.2(学士力対応)
技法力
到達目標No.3
「文化とは何か」という根源的な問いへの興味が生まれ、そこから共生・多様性への理解、関心が広がる。
到達目標No.3(学士力対応)
倫理・シティズンシップ力
到達目標No.4
演劇創作体験を通じて人間そのものへの考えが深まり、より多角的に人間を捉え、表層的ではないコミュニケーションへの認識を強くする。
到達目標No.4(学士力対応)
実践力
到達目標No.5
 
到達目標No.5(学士力対応)
 
成績評価の方法
評価の方法 割合(%) 評価の基準
目標No.1 30% 授業内での関わり方・積極性(15%)と全15回終了時の自由記述(15%)により評価する。
目標No.2 30% 授業内での関わり方・積極性(15%)と全15回終了時の自由記述(15%)により評価する。
目標No.3 20% 授業内での関わり方・積極性(10%)と全15回終了時の自由記述(10%)により評価する。
目標No.4 20% 授業内での関わり方・積極性(10%)と全15回終了時の自由記述(10%)により評価する。
合計 100%
授業の方法
アクティブ・ラーニングを取り入れ、全て実践・実習形式で行い、学生主体によるディスカッション・対話をもとに進めていく。
また、山梨県立県民文化ホールで講義を行うなど、教室の外に出て身体的に物事を体験出来るような機会を設ける。
学生の希望により、脚本執筆、演出業務、裏方業務など(音響照明、大道具小道具、ヘアメイクほか)を学生が体験する機会を設けるほか、
南アルプス市にあるブラジル人学校「アルプス学園」の生徒とも協働をすることで、学生それぞれが多様な関わり方のもと、一つの作品創りに積極的に関わってもらう。
最終回に、観客の前で演劇発表を行う。
受講に際して・学生へのメッセージ
ますます複雑化していく社会において、他者と深く対話し、道筋を切り開く創造性は必須の力となっていきます。
指示通りに演じることが重要なことではなく、うまく演じることも同じく重要ではありません。
演じるということは、自己と他者を知ることです。
他者と関わり、交流し、繋がり、分かち合うこと。感性を開き、飛び込むこと。
これらを楽しみながら、多様なメンバーで旅に出ましょう。きっと途中にも、そして最後にも素敵な景色が見られると思います。
教科書
テキスト なし
参考書 なし
授業計画の概要
1
タイトル (11/14金) オリエンテーション / ワークショップ①【他者と場を知り、遊び心を見つけてみる】
 
授業内容 オリエンテーション・チームビルディング・ワークショップ 
事前学習  
事後学習 第2回に同じ 
2
タイトル (11/14金) ワークショップ②【演じるとは?表現とは?対話とは?】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 
3
タイトル (11/28金) 冒険①【作品創作のためのスケッチ・リサーチ】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 第4回に同じ 
4
タイトル (11/28金) 冒険②【作品創作のためのスケッチ・リサーチ】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。
脚本執筆の希望者を募集します。 
5
タイトル (12/12金) 冒険③【スケッチ・リサーチを物語の断片化する】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 第6回に同じ 
6
タイトル (12/12金) 冒険④【スケッチ・リサーチを物語の断片化する】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。
これまでの創作をテキスト化する課題を渡すので、指示に従って提出すること。 
7
タイトル (12/19金) 冒険⑤【物語の断片的体験】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 第8回に同じ 
8
タイトル (12/19金) 冒険⑥【物語の断片的体験】
 
授業内容 ワークショップ 
事前学習  
事後学習 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 
9
タイトル (1/9金) 演劇稽古①【テキスト化した物語の体験、創作】
 
授業内容 演劇稽古 
事前学習  
事後学習 第10回に同じ 
10
タイトル (1/9金) 演劇稽古②【テキスト化した物語の体験、創作】
 
授業内容 演劇稽古/通し稽古 
事前学習  
事後学習 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 
11
タイトル (1/23金) 演劇稽古③【作品を自分たちの作品として捉えていく】
 
授業内容 演劇稽古 
事前学習  
事後学習 第12回に同じ 
12
タイトル (1/23金) 演劇稽古④【作品を自分たちの作品として捉えていく】
 
授業内容 演劇稽古 
事前学習  
事後学習 次回までに創作を進めるべきプロセスと課題を渡すので、それをクリアした状態で各回に臨むこと。 
13
タイトル (1/31土) 演劇発表/本番に向けた準備・リハーサル
 
授業内容 準備、リハーサル、最終通し稽古 
事前学習 本番に向けた準備 
事後学習  
14
タイトル (1/31土) 演劇発表/本番
 
授業内容 演劇発表 
事前学習 本番に向けた準備 
事後学習  
15
タイトル (1/31土) まとめ、総括
 
授業内容 演劇発表
気づき・発見となった事柄を自由記述で発表してもらう。 
事前学習 本番に向けた準備 
事後学習  
実務経験のある教員による授業科目の概要
教員の実務:演出家・脚本家(演出者協会会員、山梨県立県民文化ホールアーティスティックアドバイザー)
教育方法:実際的なワークショップのファシリテートと、演劇の稽古の開催。演劇の創作過程において各参加者が自主的に関われる場作りと促しを行う。
演劇的・芸術的な観点で作品が創作されるために、学生と協働し、向かう方向性を具体化していく。
備考
・本科目は、次の時間帯と場所で実施する。
11/14~1/9 16:30~19:40 山梨県立大学飯田キャンパス
1/23 16:30~19:40 山梨県立大学飯田キャンパス
1/31 13:10~18:00 山梨県立大学飯田キャンパス
・身体を動かすことも多いため、動きやすい服装で受講すること。
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。