対象学生 |
1年次・必修(国際政策学部1年・人間福祉学部1年・看護学部1年)
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授業の目的 |
地域の課題をアプリケーションを開発して解決する方法について体験的に理解する。アプリケーションを開発するためには、分析、設計、作成、評価の流れがあるが、本授業の中で、このプロセスを学ぶ。また、設計や開発に必要なフローチャート・アルゴリズム思考・UI(User Interface)・UX(User eXperience)などについても学ぶ。授業はワークショップ形式でグループワーク中心に行い、協働して問題解決する実践力も身につける。
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学士力A |
技法力:読解、表現、数理・データサイエンスなどに関する基盤的リテラシーを身に付けている。
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学士力B |
実践力:思考を現実と関連づけながら発展させ、進んで問題を発見し、解決していく姿勢を整えている。
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到達目標No.2 |
設定した課題を解決するためのアプリケーションを開発できる。
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到達目標No.3 |
設定した課題をICTを用いて解決するためにグループで協働しながら主体的に参加できる。
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成績評価の方法 |
評価の方法 |
割合(%) |
評価の基準 |
目標No.1
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25%
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毎回の授業終了時の課題
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目標No.2
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50%
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毎回の授業終了時の課題及びプレゼンテーション
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目標No.3
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25%
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成果をまとめたプレゼンテーションで評価
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合計 |
100%
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授業の方法 |
個人およびグループに分かれて、課題解決のためのアプリケーション開発のプロセスを行う。毎回、PCを活用した授業になるので、一人一台PCを持参する。PCを使ってデータベース設計、アプリ実装などを行う。アプリケーションの開発はプログラムを書かないノーコードツールを使って行う。最後に、開発したアプリケーションについて、課題抽出、解決のための方法、データベースやアプリケーションの設計、開発についてまとめてプレゼンテーションし、プレゼンテーションの内容で評価が行われる。
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受講に際して・学生へのメッセージ |
難しいプログラムを書かなく(ノーコード)でも、アプリケーションを開発できることを実感してください。
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教科書 |
テキスト
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授業のクラスルームを使って、資料配布する。
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参考書
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授業内で適宜指示する。
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授業計画の概要 |
タイトル
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イントロダクション・デジタル基礎講座
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授業内容
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・授業の概要についての説明 ・データサイエンス基礎Iの振り返り(分析方法の活用等) ・DX(Digital Transformation)やデジタルについて基礎知識のインプット
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事前学習
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特になし
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事後学習
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特になし
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タイトル
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アルゴリズム思考ワークショップ
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授業内容
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・フローチャートやフレーム、データサイエンス基礎Iで行った分析方法等を活用し、アルゴリズム思考(地域や自分自身の身の回りにおける問題発見・課題設定・デジタルを活用した課題解決の構想のやり方)について理解・習得する
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事前学習
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特になし
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事後学習
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特になし
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タイトル
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アプリケーション開発体験(基本編)とデータ設計基礎講座
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授業内容
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・教科書に沿ってノーコードツールを使ったアプリケーション開発を体験 ・データの設計方法(データの構成・種類、正規化のポイントなど)をミニワークを通して理解・習得する
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事前学習
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特になし
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事後学習
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特になし
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タイトル
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アプリケーション開発体験(応用編)と課題解決トレーニング(個人)
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授業内容
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・開発体験・データ設計基礎講座の知識を踏まえ、応用版の教科書に沿ってアプリ開発を体験 ・地域や自分自身の身の回りの課題を解決するアプリの企画
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事前学習
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特になし
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事後学習
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アプリケーション企画
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タイトル
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課題解決トレーニング(グループ)
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授業内容
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・地域や自分自身の身の回りの課題を解決するアプリのデータ設計、データモデリング、データセットの設計、開発
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事前学習
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特になし
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事後学習
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アプリケーション開発・発表練習
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タイトル
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アプリ発表会とUI/UX理解を踏まえた課題解決トレーニング(グループ)
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授業内容
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・アプリケーション開発の仕上げ ・各個人のアルゴリズム思考プロセスと開発したアプリの発表、フィードバックの実施 ・サービス利用者側の目線に立ってUI/UXの観点を理解・習得する ・グループで課題解決するテーマの構想、アルゴリズム思考
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事前学習
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アプリケーション企画・開発
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事後学習
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アプリケーション企画・開発
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タイトル
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課題解決トレーニング(個人)・プレゼンテーション資料の準備
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授業内容
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・課題解決するアプリのデータ設計、データモデリング、データセットの設計、開発 ・プレゼンテーションの準備
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事前学習
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アプリケーション開発・プレゼンテーション資料の作成・発表練習
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事後学習
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アプリケーション開発・プレゼンテーション資料の作成・発表練習
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タイトル
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プレゼンテーションと講座総括
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授業内容
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・アプリケーション開発の仕上げ ・各グループのアルゴリズム思考プロセスと開発したアプリの発表、フィードバックの実施 ・全期間を通しての学びの省察
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事前学習
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事後学習
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アンケート回答(振り返り入力)
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備考 |
・山梨県が行う「DX人材育成エコシステム創出事業」と協働して行います。
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